ドイツの確定申告 Steuererklärung
日本の2016年の確定申告期間は、2016年2月16日(火)~3月15日(火)でしたね。
ドイツにも確定申告制度はあります。
会社勤めやどこかに所属して働いているのであれば、しなくても良いそうなのですが、ヴィザを更新する時にきちんと確定申告している記録がある方が有利だ!と聞いて始めました。
もし一度でも確定申告をしたら以後続けなくてはいけないそうです。催促が来るらしいです…
ドイツでの1年目の確定申告は同僚が頼んでいる税理士Steuerberaterに頼みました。
直接会わず郵送(einschreiben書き留め)で資料を送りお願いしました。
初めてのことだったので勿論何も知らず、ほとんど領収書などを取っていませんでしたが、1年目は引っ越し費用など色々な控除があるらしくて、400ユーロくらい戻ってきたと思います。
その10パーセントを税理士さんへお支払いする形でした。
2年目、まだ何の領収書が使えるかなど細かいことがわからず(言葉の問題もあるので)やはり必要な領収書は捨ててしまっており、同じ税理士さんへ頼んだら5ユーロしか戻ってこないのでやる必要がない、と断られました。
3年目、違う同僚が住んでいる町の税理士を紹介してくれたので、予約を取って直接会って確定申告をしました。
4年分遡って確定申告が出来るそうなので2年目の分もお願いしました。
直接会って話すので、何が申告できるかなど色々わかりました。
その結果2年目は5ユーロではなく44ユーロ戻ってきました。税理士さんに50ユーロお支払いしたのでマイナスにはなってしましましたが…
3年目990ユーロが戻ってきました。(確定申告後1ヶ月くらいで口座に振り込まれます)
83ユーロを税理士さんへお支払いしました。
Lohnsteuerhilfeverein確定申告援助協会の方で年間83ユーロを支払うと何度でも相談が可能なのです。
私のドイツ語では理解不可能な専門用語が沢山あるので、いつも同僚にお願いして一緒に来てもらっています。
日本人の同僚は英語でもドイツ語でも難しすぎると言って以下の方に日本語でお願いしたそうです。
2015年分の確定申告も無事終えたのでホッとしています。そして税金返金振り込みを楽しみに待っています!
確定申告した書類は全て10年間保管の義務がある!
日本の保管義務は5年のようですが、さすがドイツ!10年!
日本にはe-Tax(イータックス)オンラインで確定申告することができるようですが、
ドイツも2014年からElsterと呼ばれる税務署指定のソフトを使ったオンライン申告があるそうです。
自分で申告できるようになるにはまだまだ時間がかかりそうですが…
こんな感じで可愛く保存できれば良いですね。10年分で10色!
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