ドイツの小麦粉には番号がある!?スーパーで迷わないために!!

550番の小麦粉を使ってベーグルを焼いた!

↓ 番号付きのドイツの小麦粉です。
 Weizenmehl 小麦粉 細かく言うと、weizenが麦 mehlが粉です。

番号付きのドイツの小麦粉、左がType 550は中力粉、右がType 405は薄力粉

Type 405は薄力粉、Type 550は中力粉、Type 1050は強力粉だそうです。
さらにType 1600やType 1700などがありますが、番号が大きくなるほど全粒粉に近づき、色が暗くなります。
Vollkornmehlと言うのが全粒粉です。

日本の小麦粉はグルテンの量で薄力粉・中力粉・強力粉と名づけています。ドイツの番号は、100kgあたりのミネラルの含有量をグラム数であらわしています。だから、厳密には丸っきり同じではありません。405番も1050番も中力粉に近い感じのようです。

しかも番号が405番とか変な数字ですね。これは、小麦を完全に精製するとミネラル含有量405gになるからです。胚芽だけを取ったのが1700番です。その上ややこしいのが、ライ麦などの違う麦になると、ミネラルの含有量が違うので全く違う番号になってしまうことです。ライ麦の場合は、815, 997, 1150, 1370, 1740, 1800番があります。

とにかく分かりづらいです!!誰がこんな表記を考えたのでしょう?

ともあれ、今回私は
↑ 写真左の Weizenmehl TYPE550 と
↓ Zucker  砂糖 
  Salz 塩
       Back Hefe ドライイースト
を使ってベーグルを作りました!
 
左からドイツの砂糖1キロ入り、箱入りの塩、箱入りのドライイースト
砂糖の袋に描かれているドイツ語は
Feinkörnig,rasch löslich
きめ細かくよく溶ける
Zucker-genuss für jeden tag
毎日砂糖を味わうために
 
 
 ↓ 私の作ったベーグル
手作りベーグル焼きたて、お皿に二個のっています
 ベーグルはオーストリア発祥。(オーストリアの言語はドイツ語)
起源は1683年と言われ、ユダヤ人のパン屋にようり発明されたそう。
このパン屋がベーグルをポーランド王ヤン3世に、
対トルコ戦争の勝利を祝い献上されたものと言われている。
その際、騎兵隊の突撃を記念するためにあぶみ(馬具)の形、
ドイツ語でBügelをかたどってパンを作ったのが、Bagelと呼ばれたそうです。
 
 ↓ 私のアパートのオーブン大きな備え付けのドイツのオーブン
 とても大きくて使い易いので、ケーキ、シナモンロール、ベーグルなど
色々作って楽しんでいます。
 
これだと色々食べ比べが出来るみたい!美味しそう❤️ 

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